いつも意匠を凝らしたディスプレーが話題の阪急うめだ本店のコンコースウィンドウ。
クリスマスはちょっとした騒ぎが起こっていましたが、いずれにしても素晴らしい
飾りつけでした!
年末~年始(1/15迄)はこれまた素晴らしい~生け花!

いけばな 嵯峨御流
うめだ阪急コンコースウィンドー 迎春花

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嵯峨御流(さがごりゅう)は、嵯峨天皇を開祖とする華道の一派だそうです。
(Wikipediaで調べた)嵯峨天皇は第52代天皇で、在位:809年5月18日〈大同4年4月1日〉- 823年5月29日のお方。調べてみたらいろいろ凄くて、諸説ありながらも、桓武天皇の第五皇子なんですって~
桓武天皇って、正倉院展の桓武天皇ですよね~!
なんしか歴史が凄い!
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生け花って・・・コンパクトサイズからこんな巨大なものまで、多岐にわたるのね・・・
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蓬莱
551じゃなくて、そもそもは古代中国で仙人が住むと言われていた仙境の一つだそうです。
仙人が住んでいるイメージの作品なのですね。とってもダイナミック!

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瑞祥
めでたいことが起こる前兆

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須久須久

杉は「スクスクと生える木」からつけられた名前。『古事記』応神条に「楽浪道(さざなみぢ)を須久須久(すくすく)と我が往(い)ませばや」と書かれていることから題字を須久須久としました。スクの語源はスクヤカ(健)の意であり「すくすく 滞りなく進む、勢いよく成長するさま」という意味もあります。
台杉という仕立て方は、もともと京都の北山の狭い敷地で北山杉のまっすぐな丸太を育てるために、杉の匍匐する性質を生かして考えられたものですが、現在ではその細い優美な容姿からもっぱら庭園観賞用とされています。観賞用台杉はシロスギという繊細な品種が用いられているそうです。
苔庭には一両から万両までの植物を配して、「〽千両万両有りどおし」(一年中お金に困らないの意)の狂歌にちなんだ植物を配しています。
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猩々

古い中国のお話。大変親孝行の男・揚子の里に住む高風(こうふう)の夢に、市でお酒を売れば富み栄えるというお告げがあり、お酒の商売をしたところ、高風はどんどんお金持ちになっていきました。その店にはいくら酒を飲んでも顔色の変わることのない客が市が立つごとに訪れ、不思議に思い名を尋ねると潯陽の海中に住む猩々だと名乗ります。
月の美しい夜、潯陽で高風が酒を持って猩々を待っていると、猩々が海中より浮かび上がって、酒を飲んでは舞い遊び、最後に猩々は汲めども尽きぬ酒壷を高風に与えて消えていく。
それは高風の夢の中での出来事でしたが、酒壷はそのまま残り、高風の家は長く栄えたといいます。まことにめでたいお話で、能の演目にもなっています。
能の猩々で用いられる赤い頭(かしら)と酒に酔った猿のような赤づくめの衣装を、猩々緋の色に染めたヤシの花序、猩々木(ポインセチア)などの花材で表しました。
「ショウジョウ」と読み、オランウータンの別名なんですって~~~Σ(・ω・ノ)ノ!
基本、こちらも中国の想像上の動物だけど、顔と足が人に似ていて赤くて長い髪を持っているとのことなので、オランウータンが猩猩に似ていることから、そのまま猩猩と呼ばれるようになったとか。
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日月
花衣桁は着物などの衣服を掛けるものをもとにして、いけばなを飾れるように趣向を凝らしてつくられたものです。もとは東山義政公の御好ともいわれていけばな各流派で用いられています。そこに飾られるものは、花器のほかに香炉 払子 如意 神鏡といったもので、それらは通常、床の間飾り、書院飾りに用いられるものです。それゆえに花衣桁には床の間、床脇、書院という建築様式が集約されているともいえます。花器は釣器・掛器・置器と、組み合わせと花材の変化でさまざまな楽しみ方ができます。ここでは、向かって右の花衣桁を「陽=日」、向かって左を「陰=月」と見て、陽側にはやや改まった飾り方で勢いよく伸びる紅梅を、陰側にはくつろいだ飾り方で満月花器から枝垂れる白梅をいけ、陰陽和合による調和を表しました。題字は日と月をあわせた「日月」としました。
※引用は主に嵯峨流のHPから拝借しています。
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お正月にふさわしい煌びやかさ!
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令和6年 宮中で催される新年御歌会始めの御題は「和」です。
ひらがなの「わ」は、「和」の簡略体であり、その意味合いは、やわらぐ、おだやか、のどか、あたたか、ととのう、したがう、静まる、ほど(節度)、仲が良い、和睦、等々このほか、夥しい字義があります。この作品で置器の亀花器にいけているのは、嵯峨御流 生花の「内用」という花姿。天地人三才の枝の働きの変化に魅力があり、その姿はあたかも、「わ」の字の形をしています。嵯峨御所好みの垂撥に掛けているのは真鶴の竹器。いけているのは結び柳です。結び柳の由来は「結す」と「産す」「生す」(ともに「むす」と読む)が通じていることから、また、新年と旧年を結ぶという意味も込められていて、さらに結び柳の丸く結んだ部分は「生命力の象徴」や「一陽来復」の太陽を現しています。
題字は和合、調和の意味をこめて、「わ」としました。
 
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全然知らない方だけど、これを見ながら「生け花も突き詰めたらこうなるねんな~」とおっしゃっていましたが、その通り!と思いました!
いや~素晴らしい!

次はバレンタインディスプレーかな~(≧▽≦)



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